~認知行動療法の観点から周産期のうつや不安をアセスメントする~
研修の趣旨
命の始まりに寄り添う支援者のための【うつや不安への心理的な寄り添い方】
~周産期における相談場面に対し「対話技術」「認知行動療法」という考え方から学ぶ~
日本産婦人科医会によると、女性は妊娠中に10%、産後に10~15%鬱の罹患があるとされています。リスク要因に、遺伝素因やソーシャルワーク不足、本人や本人を取り巻く方の心の困りごとへの知識不足が挙げられます。現在では出産前後の検診で精神科医療との連携も取られるようになり、適切な対処が行えるケースも増えてきましたが、まだその連携は完全に機能しているとはいえません。そのため、周産期・福祉分野の対人援助職が心の困りごとの知識と対話技術を学ぶ事は早期支援や精神科医療への適切なコンサルテーションにも有効になると考えます。もちろん精神科医療の対人援助職にも有効な研修となります。
研修の見どころ
1、こころの困りごとを扱う専門家が、「認知行動療法」をもとに周産期の事例から、本人・家族との対話でうつや不安をどのようにアセスメントし、介入を行うかを学ぶことができる
2、周産期特有のうつや不安を認知行動療法の手法をを取り入れながら丁寧に聞き取り、整理していく対話技術を知ることができる
講師より
周産期医療の現場で働く、助産師や保健師などの専門職の方や、それを目指す学生の方が、うつや不安にエビデンスのある「認知行動療法」という心理療法の視点から、アセスメントや専門的な対話技術を学ぶ事で、周産期の本人や家族への関りがさらに良いものになると考えます。
プログラム
講師
高橋 史(たかはし ふみと)先生
信州大学 学術研修院 教育科学 准教授
大学で認知行動療法の専門家育成をおこないながら、子どもの発達サポート・周産期ストレスケアプロジェクトなどをおこなっている
日時
■研修動画視聴(申込者全員)
2025年2月1日(土)~3月31日(月)
■ディスカッション&質疑応答 LIVE(先着10名限定)
2025年2月15日(土)13:30~14:30
■ディスカッション&質疑応答 動画視聴
2025年2月23日(日)~3月31日(月)
詳細
動画は期間内であれば何度でも視聴可能です。
動画を視聴いただいた方の中から、10名限定で講師とディスカッション&質疑応答を行っていただけます(要申込)。動画も後日配信いたしますので、LIVEに参加しなかった方も視聴いただけます。
参加費
■ 個人申込 : 1人 5,000円
■ 団体申込 : 1人 4,000円(3名以上のグループ申込。10名以上になる場合は、2回に分けてお申し込みください)
その他
【主催】看護CBTを学ぶ会
【後援】
研修の申し込み
申込期間前です。2025年1月1日より申し込み開始。
研修に関するお問い合わせ
研修内容についてのお問い合わせは以下、Googleフォームよりお願いいたします