研修の趣旨
看護C B Tを学ぶ会では昨年度、認知行動療法の勉強会を複数回にわたり実施いたしました。
研修を進めていくうち、受講者の声から新たな課題として「対話スキルトレーニング」の必要性が浮かびあがってきました。
看護師育成過程において、対話スキルトレーニングを受けれる場は少なく、現場で理論に基づいた対話スキルを実践している場に遭遇することもほぼ無いのが現状です。生きた対話を目にすることがなければ、イメージすることも難しいでしょう。認知行動療法の知識をどのように患者さんとの対話の中で取り入れればよいか迷われる受講者の方が多くいらっしゃいました。
そこで、対話スキルトレーニングの勉強会を継続的に実施することで、受講者の対話スキルの向上を目指し、患者さんや利用者との対話で自然に認知行動療法が実践できるよう、生きた対話に多く触れる機会を提供できるような研修プログラムを構築いたしました。
今回の勉強会では、対話スキルと認知行動療法の知識を組み合わせた学習体系を導入します。参加者が対話スキルの土台をしっかりと作りながら、少しずつ認知行動療法の知識を学ぶことができます。対話スキルトレーニングに興味のある方は、ぜひご参加ください。
プログラム
講師
川野 直久(看護CBTを学ぶ会代表)講師紹介
サポーターメンバー3名
日時
2023年6月~11月までの6カ月間で、対話トレーニング、オンラインサロンを月1回ずつ行います。
月2回×6か月(計12回)でのセットプログラムとなります。
- 対話スキルトレーニング:月1回、第2または第3土曜日、21:00〜22:30
- オンラインサロン:月1回、第4土曜日予定(変更の可能性あり)、21:00〜22:30
現在確定している日程
時間:すべて21:00~22:30の90分間で実施いたします。
対話スキルトレーニング | オンラインサロン | |
6月 | 17日(土) | 24日(土) |
7月 | 8日(土) | 22日(土) |
8月 | 5日(土) | 19日(土) |
9月 | 9日(土) | 23日(土) |
10月 | 14日(土) | 28日(土) |
11月 | 11日(土) | 25日(土) |
期間
6ヶ月間
参加費用
サブスク月額2000円
※PayPalでの定額決済、もしくはPayPal又は銀行振込の一括決済が可能です
参加できる方
- 精神保健福祉分野で就労中の有資格者(看護師、精神保健福祉士、作業療法士、公認心理師など)
- Zoomを使用する環境が整っている方
- LIVEでロールプレイや指導によりスキルアップを目指すため、開催日に参加可能な方
- 使用図書「ケアする人の対話スキルABCD(著:堀越勝)」を準備できる方
募集定員
20名
※定員を超える場合は申し込みを打ち切る場合がございます。
プログラム詳細
対話スキルトレーニング
- Zoomアプリを使用します。
- 使用図書「ケアする人の対話スキルABCD(著:堀越勝)」を用いて、各回の指定ページの内容を参考に、受講者でロールプレイを行います。(いくつかのスキルについては事前予習動画を見てもらえます)
- 参加者数が多い場合はルームを分けて少人数でロールプレイをたくさん回していきます。
- スタッフはロールプレイの解説や模擬ロールプレイも行います。
- 各回で課題を作り、臨床現場で実践してもらい、実践報告も行なってもらいます。
オンラインサロン
- 認知行動療法の基礎知識の講義
- 認知行動療法の実践時の対話スキルの模擬面接&解説
- うつ病や不安症などの精神疾患についての講義
- 対話スキルトレーニングの振り返りなどの内容を行います。
- オンラインサロンについては後日録画視聴可能です
オンラインサロンは対話スキルトレーニングにご参加の方のみ利用できます。
オンラインサロンのみでの参加は原則受け付けておりません。ただし、対話スキルトレーニングの日程が仕事の都合等どうしても参加できない場合はこのかぎりではありません。
オンラインサロン内容(予定)
6月 認知行動療法の基礎知識
7月 うつ病の疾患理解
8月 不安症の疾患理解
*各疾患理解については認知行動療法のモデルを用いて進めます。
9月・10月・11月 事例別 認知行動療法の模擬面接&解説
9月以降は対話スキルトレーニングの参加者の様子やニーズを伺いながら内容を変更していく場合がございます。
研修のお申込み
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※上限に達したため、申し込みを終了させていただきます。
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